堤のとある休日のできこと

今日は友達と待ちに待った三崎口プチ旅行。

愛知県出身の僕にとっては、知多半島に行くらいのちょっと遠出感覚。


三崎口という名前だけあって語源は「岬」であり、神奈川県有数の港町である。

美味しいまぐろで有名で今回僕は「みさきまぐろきっぷ」を利用して電車で三崎口プチ旅行をすることにしたのだった。


みさきまぐろきっぷは横浜から三崎口までの往復電車賃、三崎口で堪能できるまぐろ料理、さらにはレジャー施設利用券もついて2960円と破格の値段だ。


さて、午前10時に横浜駅で友達と待ち合わせである。









寝坊した。








そして堤はある重大な事に気づく。






そう、それはクリーニングを今日取りに行かないと明日仕事で着るカッターシャツがないことだ。




これは一大事。大急ぎで準備し、9時40分に家を出る。

クリーニング店まで走って3分、2分で受け取ればぎりぎり9時48分発の横浜駅の電車に乗れる…!そうしたら10時の待ち合わせには余裕で間に合う!




堤は走った。




走った。





「本日の営業は10時から」










うおおおおおおおおお!





なんで今日に限って祝日なんだよ!!なんで祝日は営業時間が9時じゃなくて10時なんだよ!!

やり場のない怒りがこみ上げる堤。








しかし、そこに天使が舞い降りた。






堤がクリーニング店の目の前で待っていると、クリーニング店のおばちゃんという名の天使が20分も前なのに受付てくれたのだ。





早急にクリーニングを受け取った堤は戸部駅に走る。


次のタスクはこの受け取ったクリーニングをロッカーに預けることだ。




戸部駅の改札口に入り、ロッカーを探す。











あれ?











ロッカーがない。











京急戸部駅はあまりにもローカルな駅すぎてロッカーがなかった。









ひぇぇぇぇ!











こうなったら、キャプテン翼の主人公がボールは友達というように、冴えないサラリーマンの堤はクリーニングが友達だ。





大量のクリーニングを抱えて電車にかけ乗る堤。




間に合った。











こうして一波乱あったものの、横浜駅で無事時間に間に合った。

ここからはいよいよ楽しい旅の始まりである。その前にまずクリーニングをどうにかしなければ。











しかし、忘れていた。






 


ある重大な事を。











それは、、、











本日3連休の最終日。











ロッカーが空いていない。











おワタ。









  

こうして堤はクリーニングを抱えて三崎口プチ旅行をするのであった。







40分ほど電車に揺られ、着いたのは三崎口

ほんのりと磯の香りがするなんともレトロな港町である。

同じ「みなと」で比べて、横浜のみなとみらいがももいろクローバーZとするなら、三崎口ピンクレディーだ。

ここで堤はようやくクリーニングをロッカーに預け、その呪縛から解放される。


僕たちはまぐろ料理を堪能し、浜風を浴びながらウォーキングを楽しみ、ガラス細工を作って大満足で三崎口プチ旅行を終えた。












え?










なに?












クリーニングのくだりはいらないから、もっと三崎口紹介しろって?





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代わりに堤がガラス工芸で作ったキャンドル的なやつを載っけます。










まあ何はともあれ、三崎口から横浜に戻ったわけですよ。


しかし、暇を持て余した堤たちはみなとみらいに行くことにしたんです。


というのも今回、一緒に三崎口に行った友達というのが、まだ神奈川県に来て数か月。


4か月ほど神奈川県においては先輩である堤が先輩風を吹かせて案内していたわけですよ。

そこで堤のお気に入りスポットであるみなとみらいへ行くことに。


そろそろ日も暮れてきた頃なので、夕食をみなとみらいでとることに。



夕食は満場一致でハンバーグ。(満場一致といっても堤含めて2人しかいないけど)


ハンバーグを食す。





うん、なかなかの美味しさだ。


肉の味が濃いわりに割とあっさりした後味。




しかし、ハンバーグを食している間に堤たちは衝撃の言葉を耳にする。














「3番テーブル様、おひやストップです!」








店員が笑顔で高らかに叫ぶ。









何なんだ、おひやストップって。








そういえば、さっきから堤がおひやを飲むとすぐ、店員がおひやを注ぎにくる。






まさか、あの店員は次なるおひやストップを狙っているのか…?






堤と店員の絶対に負けられない戦いが始まった。






堤は言わずと知れた3度の飯よりおひや好きである。



その食事に飲む時のおひやの量は尋常ではないことは誰の目にも明らかである。


堤がグラスの半分ほどおひやを飲むとすぐ店員がおひやを足しにくる。



そこまでしておひやストップをコールしたいのか…


堤と店員の戦いはおひや6杯にも及んだ。







しかし、テキーラショット10杯余裕でいける堤もおひやは6杯が限界だった。








ついに。










「4番テーブル様、おひやストップです!!!」







負けた…。







この感覚は金曜日まで会社で働いていて、華金だと浮かれていたら退勤間際になって土曜日出勤を命じられた感覚と同じではないか!




我こそはおひやストップに挑みたいという方は横浜みなとみらいのハンバーグ店へ行ってみてください。



生おひやストップが聞けますよ。